教諭 塾勧誘目的で名簿流用 | どこよりも詳しい個人情報ブログ

教諭 塾勧誘目的で名簿流用


こんにちは、でこです。


今年からですが、週一のペースで(主に水曜笑)
映画を見るようにしています。
仕事が終わるか分からないので人を誘えないという事情があり、

ほとんどひとりです。


今年に入ってからは

○パプリカ
○ディパーテッド
○それでも僕はやってない
○ラッキーナンバーセブン
を鑑賞。


ダントツでパプリカが好きです。
あまりに面白すぎて3回みました。これほんとのはなし。
邦画アニメなのですが、世界の賞を多数受賞し日本フランスで先行公開。
この春は世界公開になる予定だそうです。


そしてあまり説明したくないので省きますが
「それでも僕はやってない」はみなさん見たほうがいいです。


今のところ継続できているし、
生活にも緩急がつくのでとても楽しいものです☆


続くといいなあ

前座トークが長くなりましたが
今日の記事ですが、こんなに条件のそろった漏洩(流用?)事件は
なかなか見ないなあと思い取り上げました。


どんな条件かというと・・・

以下「徳島新聞」記事(07/02/08)より引用
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117082849182&v=&vm=all ---


教諭が合格名簿流用 徳島文理高校、妻経営の塾へ勧誘図る


 徳島文理高校(豊崎博司校長)の男性の数学教諭(66)が
今年の同校入試の合格者に、合格者名簿などを基に妻が経営する
塾に勧誘するはがきを郵送していたことが、七日までに分かった。
同校は「学校内で知った個人情報を目的以外に使用したのは問題」
として、訓戒処分とした。


 同校によると、この教諭は教務課長を兼任。受験の合否を
通知する立場で受験生の住所などを知っていた。三月末に退職する
予定で、その後は妻が経営する塾を手伝うことになっていた。

 試験は一月二十日に行われ、徳島文理中学校以外の中学校から
六十四人が受験し、四十九人が合格。教諭は二十八日、
入学説明会に出席した四十七人に「経験を生かして、
外部からサポートさせてもらう」などと入塾を呼び掛けるはがきを出した。

 教諭ははがきを出した翌日の二十九日に上司に報告し、
同日付で処分を受けた。


その後、教諭は
「この件はなかったことにしてほしい」などとする謝罪のはがきを
再度郵送した。

 同校の東條浩士教頭は「個人情報の保護の重要性について、教員に
よく認識させていなかった点は学校としても反省したい」と話している。

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○個人情報を良く知る立場であったこと
○妻が塾をしていたこと
○自分も近々その塾を手伝う


などの要素ががっちり合わさり、

また(あくまでも上司に報告ということから推測して)
悪い行為であるという認識を欠いたまま、
これは利用しない手は無いな、と思い

実行に移したのではないかと思いました。


余談かもしれませんが、
同校は履修漏れでも少しニュースになっていた学校でもありまして


特に企業でない団体においては、
そのような「教員の意識」の問題は企業より薄くなりがちなってしまう、
もしくはそういった情報の浸透が遅くなってしまうのではないかと
思っています。