災害時の要援護者支援マニュアル 兵庫県 | どこよりも詳しい個人情報ブログ

災害時の要援護者支援マニュアル 兵庫県


こんにちは、でこです。

3月もあっという間に終盤になりまして、
もうすぐ2回目の4月がやってきます。


1年がこんなに早いとは。。。。
社会人になってから、そこが一番嫌だなあと思っています。
何とかしなければいけないと思う今日この頃です。

今日は、度々取り上げてきた、災害弱者に関する記事です。


以下「神戸新聞」(07.03.17)より引用-------------


災害時の要援護者支援 県の検討委が指針改訂


 兵庫県の地域防災体制検討委員会(委員長=松原
一郎・関西大教授)は十七日、神戸市内で会合を開き、
自力で避難が困難な高齢者ら「災害時要援護者」の避難
支援の市町向けの改訂指針と、モデルマニュアルを大筋
でまとめた。改訂指針では、本人の同意を得なくても、
要介護度などの個人情報を自主防災組織など地域に提供
する方法を推奨。今月中に完成させ、二〇〇七年度には
市町に示す。


 同委は県が事務局を務め、学識経験者や市町の幹部ら
で構成。昨年七月から議論を重ねてきた。

 改訂指針では、災害時の避難支援で全ての要援護者が
対象となるよう、本人の同意を得ないでも情報が外部提
供できるように個人情報保護条例の「壁」を条例改正や
特例規定の適用でクリアすることを提案した。


 一方で、豊岡市や西脇市のように、同意が得られた人
のみの個人情報を提供する方法なども掲載。県防災計画
課は「地域の実情に合わせて考えてほしい」としている。

 モデルマニュアルは改訂指針に基づいて作成。
市町がマニュアルを作る際に役立ててもらう。


 会合では「過疎地では支援する側の方が少ない地域も
ある。要援護者は単に年齢などで区切るのでなく、本当
に支援が必要か見極める必要がある」などの意見があっ
た。


引用元はこちら
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000273319.shtml
-------------------------------------------------


これはつまり、こうしなさい、というお触れではなく
本人の「同意を得なくても、要介護度などの個人情報を
自主防災組織など地域に提供する方法」がいい方法だと
思いますよ」という県側からの提案であり、
各市町のマニュアル作り為の参考資料なんですね。


こういったことには明るくない方もいると思いますので、

とてもいい試みだと感じました。


指針の方でも、「個人情報保護条例の「壁」を条例改
正や特例規定の適用でクリアすること」を提案している
ところが、「どうしよう・・・?」で止まっている他の
地域と大きく違うところなのではないだろうか?と思い
ました。