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電子タグ 消費生活へ普及元年 


こんにちは、でこです。


もっと日々の生活がIT化してほしいと思う今日この頃。
どういうことかというと、
電車乗っている間に、エアコンを作動とか。
お風呂を沸かすとか。


きっとどこかで、開発は進んではいるのだろう、と
冷え切った我が家が暖まるまでそんなことを考えていました。


さて、それより一足お先に生活に入り込んでいる、あの技術の話題です。


以下「フジサンケイビジネスアイ on the web」(2007/01/25)より引用--------------------
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200701250035a.nwc



電子タグ 消費生活へ普及元年 経済効果最大31兆円

 三越、資生堂、富士通の3社が24日発表した電子タグを利用した「未来型小売り店舗」の
実証実験は、在庫や生産、物流の管理など企業の効率化に利用される段階から、利便性の向上
や顧客情報の収集、食品の履歴管理など、消費者の生活に広くかかわる段階へ大きく踏み出し
たものといえる。電子タグの市場規模は、2010年には約5倍に拡大するとの予測もあり、
今年は「普及元年」になりそうだ。


 三越では05年4月に婦人靴の在庫管理に電子タグを実用導入。06年11月からは
ジーンズの在庫管理の実証実験を進めている。

 同社によると、非接触で情報の読み取りができる電子タグは検品作業の効率化や出荷作業の
迅速化につながり、「2006年3月から8月までの婦人靴の売り上げが前年比で13・3%
上がった」(西田雅一・商品統括部ゼネラルマネジャー)という。


 民間調査会社、矢野経済研究所によると、電子タグの市場は07年度に前年比34%増の
77億円に膨らみ、10年度には現在の4倍以上となる358億に急拡大すると予測している。

 ただ、同研究所では、「電子タグの出版物の情報と個人情報が結びつければ、個人の思想など
を知ることができる」と指摘し、個人情報保護の徹底を普及の課題に挙げる。

 経産省とともに普及を進める総務省では04年に電子タグに関する調査報告を発表し、
システム投資や新サービス創出を含む経済波及効果は、10年に最大で31兆円に達する予測。
しかし、プライバシー保護や規格標準化などの課題が解決されなければ、最小で効果は9兆円に
とどまるとしている。(会田聡)

                    ◇

【用語解説】電子タグ

 バーコードの最大50倍程度の情報を書き込んだ微少な半導体チップ。無線通信技術で情報を
読み取るため、非接触で検品などができる。現在でも建物の入退室管理に利用されているほか、
食品の生産地の確認などへの利用も期待されている。
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こんなところにも個人情報保護かあ、なんて思ってしまいました。

確かに、自分の趣向が知られるとは、なんとも気分の悪いものです。
私の夢見るIT家電でも、
「あ、今エアコンつけたな、帰ってくるんだな」
とか思われたら・・・・

うーん、便利なITの裏には、常に個人情報をさらす危険があるようです。


新たに622人分の情報 盗難USB高知市で発見

こんにちは、でこです。


ipodを持っているのに、
充電器とイヤフォンがないので、
しばらーく使っていません。


最近音楽を出先で聴きたい欲求が高まってきたので、
そろそろ無いパーツを買おうかな。
でも最新のモデルもほしいんですよね。。。
クリップのあれです。


しかし、入れる情報には気をつけようと思う
今日この頃です。


以下「高知新聞」より引用----------------------------------------------
http://www.kochinews.co.jp/0701/070124headline07.htm



新たに622人分の情報 盗難USB高知市で発見


 昨年12月、吾川郡春野町職員が個人情報が入ったUSBメモリー
(パソコン用記憶媒体)を盗まれた問題で、氏原嗣志町長は23日、
同町議会臨時会でメモリーが見つかったことを報告。メモリーの中に
新たに622人分の個人情報が含まれていたことを明らかにした。


新たな判明分は昨年12月中に分かっていながら公表されておらず、
氏原町長は「関係者におわび文書を送ったので、あらためて公表する
必要はないと考えた」と釈明している。


 昨年12月14日、町職員が町内で車上荒らしに遭い、メモリーが
入ったかばんを盗まれた。町個人情報保護条例でメモリーの庁外持ち
出しは禁止されていたが、職員は自宅でデータ整理しようと持ち出していた。

 当初、同町はメモリーに病名や通院先を含む442人分の個人情報が
含まれていたと発表していた。しかし、精査したところ12月21日
までに、新たにミニデイサービス利用者622人分の名前や住所の
個人情報も含まれていたことが判明した。


 このため、町はメモリーに記憶されていた計1064人の関係者に
昨年12月21日付でおわび文書を送った。


 今月12日、高知南署員が高知市朝倉の川にかばんが捨てられている
のを回収。町職員の印鑑があったことから町側に返還された。
メモリーを調べたところ、閲覧された記録はなかったという。


 取材に対し、氏原町長は「町民の皆さんに多大な迷惑を掛けた。
個人情報を閲覧した形跡はなかったが、流出した可能性は完全には否定できない。
自分を含め関係者の処分は、(個人情報が)悪用されてないか見定めて
今月中に決めたい」としている。

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MOやCDだけだったものが、
USBなどさらに小さく便利なものがふえ、

そのほかにも
ipod
PSPなど
いつでもどこでも携帯できる記憶媒体が増えました。


小さいメモリーや、メモリー以外の用途もある多機能記憶媒体は、
常に持ち歩くようになりました。


つまり紛失のリスクが単純計算ですが
持ち歩く時間に比例して増加します。

そのことを認識し、気をつけたいものです。


そして、どうしても家に仕事を持ち帰らなくては
いけない事情とも、今後は向き合わなくてはいけないと思います。

私個人としては、必ずしも、仕事を持ち帰る=危ない情報を持って歩く
ということにしないことで、改善するのではないかと思っています。

ここをイコールにしないことで、なにか解決の策が
見つかるのではないかと思います。


みなさんも、仕事は持ち帰ることがあると思います。
自分だったら、そのリスクに対してどうされますか?

元従業員宅から情報が流出


こんにちは、でこです。


少し前の話になりますが、たまたま早く帰ったときに
第一話だけ、ドラマ「ハケンの品格」を見ました。
巷のブログにも面白い!というコメントがたくさんあり、

私も、なかなかコレはコレで面白い!と思いました。


その中で、派遣社員役の加藤あいがデータをこっそり家に持ち帰り作業したことによって、
資料を出社時のタクシーで紛失し、
部の大ピンチに陥るシーンがありました。

情報によってはあわや漏洩の2重のピンチでもあるなと思ったのですが、


仮にその会社を加藤あいがやめたら、
今日選んだ記事と重ね合わせると、3重の危険があるのだなと今思いました。


いやはや、こっそり持ち帰られると、とても危険だとわかりました。


以下「SecurityNEXT」(2007.1.22)の記事より引用-------------------------------------
http://www.security-next.com/005317.html



元従業員宅からWinny上へ個人情報や業務情報が流出 - 日商エレ


日商エレクトロニクスは、元従業員の自宅パソコンに保存されていた個人情報や
業務情報がWinnyを経由で流出していたと発表した。

今回の情報流出は、元従業員のパソコンにいわゆる暴露ウイルスが感染し、
インストールされていたWinnyを経由して外部へ情報が流出したもので、
2006年12月末に判明。元従業員は2005年2月に同社を退社しているが、
退職時に貸与していたパソコンは回収したものの、バックアップデータを
自宅へ持ち帰っていたという。

同従業員が所属していた事業部は、もともと兼松コミュニケーションズより
2005年1月に同社が譲渡を受けたもので、当時引き継いだ顧客情報を含む301件の
個人情報が流出。氏名や企業名、所属、所在地など含まれる。
また業務情報も15社分が保存されていた。

流出情報はすべて特定できており、同社では個別に連絡、謝罪した。
また営業譲渡とは関係ない情報も含まれていたが、関連する情報元へ連絡を入れたという。

同社では、「厳しい体制を構築してきただけに、当時の情報管理の甘さに慚愧が絶えない」とコメントし、

悔しさを滲ませた。持ち出しの禁止や情報の廃棄、Winnyの使用禁止など、再発防止に力を入れるという。


日商エレクトロニクス
http://www.nissho-ele.co.jp/

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今の従業員へのコンプライアンスなどが叫ばれる今日ですが、
「元」従業員のデータというのは、
どのくらい回収されているものなのでしょうか?


情報の回収徹底などは日々厳しくなる今日ですから、

今と比較すると、昔はどうしても緩かったはずですし、
辞めた本人も持っていないと思っていても、そうでないことは往々にあると思います。


元従業員が抱えているデータと言うのは、
無数に潜在しているのではないかと
思わされた事件でした。


”トリックURL”をクリック あなたが誰だか筒抜けになる


こんにちは、でこです。

昨日はお休みをいただいておりました。


さてさて最近

グーグルんのトップページを自分仕様にできるカスタムページを始めまして、(遅い?)
どんなサイトの情報を置いたら、もっと便利になるかな?と
悩んでいます。


いいものがあったら
どなたか教えてくださいね~!


ヤフーなどもトピックスをみると、
ついついクリックしてみてしまいます。
(出所のはっきりしているものですが、メールでお知らせされているURLも
最近クリックするようになりました。


悪いことでもないのですが、
URLに飛ぶ際には、以下のような手口にご用心!ですよ!


以下「nikkei BPnet」より一部引用------------------------------------------------
引用元:http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/skillup/spam/070122_30th/



”トリックURL”をクリック あなたが誰だか筒抜けになる


Webサイトにアクセスしても、個人情報を明かさなければ、サイト運営者には
あなたが誰だか分からない──セキュリティの基礎としてよく見る記述である。
ワンクリック詐欺のような、いきなり利用料金を請求する表示が出ても無視して
かまわない、という説明が続くこともある。

こうした書き方が誤解を与えている。これは、ある条件が付く場合にだけ成立
する話なのだが、前提条件の説明がどこかに行ってしまった。そのために
「常に成立する」と思い込んでいる人が増えている。(一部略)

結論を先に書くと、万人向けに公開しているURL(Webページのアドレス)を
使ってサイトにアクセスしたときには、サイト運営者はあなたが誰だか把握できない。
しかし、迷惑メールで届いたURLのように、直接、個人ごとに配布されたURLを
使ってサイトにアクセスするときは警戒が必要だ。あなたが誰かを識別する
情報を埋め込んだ“トリックURL”で、サイト運営者があなた個人を識別している
危険性がある。

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この記事の後半では、クリックする用のURLの後ろに

 ①自分のアドレスが含まれている
 ②個人識別用と思われる番号がついている
2種類のアドレスについて紹介していました。


①は、個人識別用だな、とわかりそうなものだが、
②のようにちょっとひねったものにご用心、
という解説になっていました。


このようなメールが最近多いらしく、

非常に高い確率でみなさんに影響のある問題なので
是非気をつけていただければと思います。


東大病院 患者情報150件が流出

こんにちは、でこです。


ふと、友人と話していて、昔書いた日記の話で盛り上がりました。


友人は、こうなったらいいという「妄想日記」をつけ
今読み返しても、どこまでが事実なのかさっぱり分からないとか
私は鍵つきの日記帳に、のびのび恥ずかしいことを書いていた記憶が。
でもそんなことは、今の今まで忘れてました。


むかーしの情報って実は気がつかないだけで
あったりするんですよね。私のパソコンには一体どんな
古い情報が入っているのやら???



以下「セキュリティネクスト」の記事(2007/1/18)より引用-----------------------------
http://www.security-next.com/005297.html


患者の個人情報がP2Pソフト経由で流出 - 東大病院



東京大学医学部附属病院の患者情報がファイル交換ソフト経由で外部へ流出していたことが
わかった。同院医師のパソコン内に保存していたファイルがファイル交換ソフトを通じて
外部に流出したものと見られている。


流出したのは、同院ほか首都圏内の複数病院における患者の病歴ファイルで、氏名や生年月日、病

状など約150件の個人情報を含まれる。3件については一部では住所や電話番号も
含まれていた。外部より指摘を受けて判明したもの。


同院では、個人情報の持ち出しや自宅におけるファイル交換ソフトの利用も禁止しており、
同院医師も知っていたが、守られておらず、バックアップ目的に保存されていた。また同院は、
ファイルに記載された個人情報の大半は10年以上の前のものとしているが、時間をかけてでも
できるだけ本人に連絡をとり、説明、謝罪していくという。


東京大学医学部附属病院
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/


(Security NEXT - 2007/01/18更新)

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病院の個人情報ってというのは
ほかと比べたりしてはいけないのかもしれないのですが、
非常に内容として重いですよね。


また病名によってもどうしても絶対知られたくないものがあります。

精神がひどく傷つき、それは金銭とは違い取り返しがつきません。


医療関係以外にも、他の業界よりも、
もっと気をつけなくてはいけない業種もまだまだあるはずです。
それをもっと自覚する成熟した業界・社会にならないと事件は続くでしょうね。

自分も一層気持ちを引き締めたいと思います。


さて、
我々が書いた日記ですが、
捨ててはいないから、
実家のどこかにはあるはずなんだね、と思うと

いくら小2の思い出だろうと、
「アレを見られたら死んでしまいたい」
という結論になりました。


もはや自分でも読み返して
精神が耐えられ自信がありません。

絶対破棄。


みなさまもどうかみつかるよう祈っていただければ幸いです。

情報化社会の「落とし物」に強い味方


こんにちは、でこです。


最近、時間管理の本を少しづつ読んでいます。
今年は時間の奴隷にはならないようにしたいものです。


せめて家来くらいのお付き合いを。
いや、家臣くらい?
んーと、ともだち?というかマブダチ?
友達以上恋人未満?


んーとにかく頑張ります。


最近携帯を紛失する友人が多く、
ミクシイで、名前と番号を書いてメール送ってください!と

半泣きで呼びかけている光景を良く見かけます。

私も1度初詣のときになくし、元日からひどい思いをした覚えがあります。


さて、涙でしょっぱいお雑煮を食べた、そんなでこさんの
貴重品にも使える新サービスを発見しました。


以下、サンケイウェブ(2007/1/17)より一部引用-----------------------------------
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/seikatsu/070117/skt070117000.htm


○ケータイ、PC…情報化社会の「落とし物」に強い味方


 ビジネスバッグに携帯電話、ノートパソコン…。置き忘れたり落としたりして、
途方に暮れた経験はないだろうか。個人情報が登録してある場合、信用問題にも
つながりかねない。“うっかり”が致命傷にもなりうる現代。そんななか、
「落とし物」に焦点を当てたサービスが続々と登場している。(森浩)


名前のない名札
「いわば名前のない名札といえます」-。落とし物回収サービスの
「ブーメランイット・ジャパン」(東京)が昨年7月から展開する「マイブーメラン」は、
落とし物を所有者にスムーズに返還するサービスだ。


 初年度2100円(税込み)の登録料を支払えば、「見つけてくれてありがとう!
下記へご連絡ください」というメッセージと、同社のフリーダイヤル、個人の識別番号が
記載されたラベルが支給される。利用者はこれをパソコンや携帯電話など大切な品に
張るだけだ。


 拾得者がフリーダイヤルに電話すれば、同社が識別番号を照合したうえで回収し、
持ち主に返す仕組み。拾得者にはお礼が支給される。現在のところ利用者は5000人
ほどだが、“本家”である全米では利用者は140万人を超える。


 警察庁によると、平成16年中に全国の警察が取り扱った拾得物(物品)は
約1070万点。このうち16年中に持ち主に返還されたのは、約335万点と、
3割にすぎない。同社社長の山川徹さんは「かつては大切なものには名前と住所を書く
というのが当たり前だったが、現代は変わってしまった」としたうえで、
「このシステムだと、匿名性も確保される。サービスへのニーズは高いと考えている」と語る。

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名前、書かなくなりましたねー
昔はパンツにも書いていましたが・・・
(小学生の頃ですが)
考えてみれば、最近持ち物に名前を書いていないですね。
最後に書いたのはいつだったか・・・?
また、名前がかけないもの
(もしくは書くと非常に恥ずかしかったり、見栄えが悪かったりするもの)
携帯、デジカメ、パソコンが、大事な持ち物の大半を占めていますね。


個人情報が含まれた物品を回収でき、
また、自分の個人情報(住所等)を守ることができる、と
2方向で個人情報が守れるシステムのようですね。


もちろん普通の落し物にも効果がありそうですし、
年間2100円(初年度)という安さですので導入しやすいですね。


PCを持ち歩く方などは使ってみては?



財布を落としたとき、そのなかのカードや免許書などの名前や番号を見て
届けてくれた人がいて感謝感謝!
なんて光景が前はありましたが、
今はその個人情報が見られることに、前より抵抗を感じる世の中に
なった気がしました。


個人情報盗難ソフトが250%増加

こんにちは、でこです。


そうそう、1回目を書いていて忘れたのですが、

(誰も聞いてない)第二回目の今年の目標!をお届けします。
全般編です


○本・新聞をたくさん読む。
 ちなみに業務として、1日一般紙3紙に軽く目を通しています。

○得た情報や感動は「タンスのこやし」にしない。
 必ずなんらかの形に起すことで、その情報を得たときのモチベーションなりを
 継続することもできます。

○ホウレンソウをきっちり
 事務系がまるで苦手な私。。。ここでがんばらねば!


という感じです。うん、シンプルだけどとても難しいですね。


さて、今日の記事はこちら。


以下ITmedia(2007/1/17)の記事より一部引用-------------------------------------
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0701/17/news024.html


個人情報盗難ソフトが250%増加――McAfee報告書



パスワードなどを盗み出すキーロガーの数は過去数年で250%増となり、
フィッシングアラートの件数は100倍に増えている。

 個人情報を盗み出すソフトやフィッシング詐欺の件数が過去数年で激増していると、

米McAfeeが報告書で発表した。
報告書では、インターネット経由やコンピュータ盗難などを通じた世界の個人情報
流出/なりすましに関する動向をまとめた。

それによると、キーボード入力をキャプチャしてパスワードなどの情報を盗み出す
悪質ソフト「キーロガー」の数は、2004年1月から2006年5月にかけて250%の激増
となった。

 フィッシング対策組織のAnti-Phishing Working Groupがリストアップした
フィッシングアラートの件数は、2004年1月の176件から2006年5月には1万7600件と、
100倍に増えている。

 米連邦取引委員会(FTC)の統計によれば、米国では年間約1000万人がなりすましの
被害に遭い、コンシューマー/企業の個人情報盗難にかかるコストは年間500億ドルに
上っている。

 McAfeeではこうした被害を防ぐ手段として、フィッシングメールに注意を払い、
企業のサイトを訪れる際はメールに記載されたリンクをクリックするのは避けて
ブラウザに手作業でURLを入力することなどを勧めている。

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私も、急に更新や、
パスワード変更(定期的にパスワードを変えるシステムを導入してるサービス)
などのお知らせがくると、ほんとかなあ??
とついつい疑います。


疑うのは良い癖だと思うのですが、対策までにはいたっていなかったので
勉強になりました。


ついその1手間を怠りますが、
その1手間をしなかったための命取り

ということになるのは明日かもしれませんよね。


個人情報保護法で作れぬ「命のリスト」

こんにちは、でこです。


さて、いきなりですが、
本日はとても考えさせられる記事をみつけました。


以下「日本経済新聞」(2007/1/16)から引用(一部省略)------------------------------


個人情報保護法で作れぬ「命のリスト」


高齢者、障害者、外国人ら災害時の非難や生活に不安がある
災害弱者のリスト作りが各地で難航している。


兵庫県は実際に作業する市町のマニュアルになる「災害弱者支援指針」の改訂を
三月にまで行う予定だが、事務レベルの準備段階で調整が長引き、委員会での
議論はまだ行われていない。


個人情報保護法などが壁になっている。
多くの自治体は、内部の情報共有でさえ条例上の手続きが必要。自治体など
外部への情報提供は悪用防止を担保にする妙案がなく、さらに後ろ向きだ。


東海地震で被災する恐れがある愛知県豊田市は、一人暮らしの高齢者などに事前に
同意してもらって作ったリストを自治会などと共有する。
ただ、自治体が主導できる動きは少数だ。


実際の災害時に救助に動く地域が主体になって取り組むケースもある。
神戸市東灘区の魚崎地区は去年11月、自治体が「災害時要救護者登録票」を
全戸配布した。救護が必要な人は用紙に書き込み、あわせて支援者の署名を添え、
封をして提出。普段は開封しない。


個人情報保護の意識の高まりが、様々な作業を難しくしている。
一旦リストができても担当者の引継ぎや内容更新などは大変だ。
静岡県のある自主防災組織では役員が交代してからの数年、更新が滞ったままという。


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魚崎地区は、震災後からの新住民が半数を占めているという。
リストの書き込みをお願いする際に

「誰かが『ほっといてくれ』と言ってきたら、
『火元になったらどうする。あんただけの問題ちゃう』と説得する」

と語る自主防災組織の室谷会長の言葉には被災経験者の思いを感じます。


しかし同様に取り組もうという地域は、市内にはまだないようです。
お役所は法律の為動けず、自治体では作るのも一苦労、
そして維持するにも骨を折るようでは、ほとんどの自治体では、
魚崎地区のようなことはできないのでしょう。


記事では、
「行政や地域自治体、介護事業者などがそれぞれ持つ災害弱者の情報が、
「万が一」の際にほとんど利用できない現実。新たに生まれた法律に対し、
戸惑っていては、手遅れになりかねない」と締めくくっていました。


しかし情報だけが生き残り、その持ち主が亡くなっては
本も子もないですからね。

殺人脅迫もスパムの時代に?


こんにちは、でこです!


先週の週末は久しぶりに誰とも会いませんでした。
おかげさまで、動きがなんだかスローで
瞬きに5秒くらいかかってました。
そして12時間くらい寝ました。

最近グーグルをメインページにシフトしてから、
全然ヤフーメールをチェックせずにいました。
ヤフーのスパム自動振り分けで、十分分けられているので便利です。


でも、ある日こんなメールがガードを超えてきたら???
見てしまったら最後、怖くて、一人じゃいられません。

わたくしは実家に帰らせていただきます!


以下「ITmedia」記事(2007/1/12)より引用----------------------------------
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0701/12/news027.html


殺人脅迫もスパムの時代に? 金や個人情報を要求


プロの殺し屋があなたの命を狙っていると脅迫し、殺されたくなければ金を払えと
脅すスパムメールが見つかった。


 「私はお前を殺すために5万ドルで雇われた」――。こんな文面で受け取った
相手を脅迫し、金を脅し取ろうとするスパムが見つかったとして、セキュリティ
企業のSophosが1月11日、その内容を公開した。

 このメールは、プロの殺し屋が自分の命を狙って後を付けてきていると脅迫し
警察やFBIに通報したりこのメールを転送すれば命はないと予告する内容。
 殺されたくなければ8万ドルを払えと要求した上で、直接会って話をする前に
まず2万ドルの前金を払えば、殺人依頼の内容を含んだ証拠テープを提供する
と持ち掛けている。


 Sophosによれば、このメールにだまされた被害者は、金を取られたり銀行情報
などを盗まれる恐れがあるという。「こんな脅迫は受け取るだけでもゾッとする
が、このようなメールの拡散を食い止めるには、相手にしないのが一番だ」と
同社は解説している。


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ぞぞぞぞ!

もひとつおまけに

ぞぞぞぞぞぞぞ~!


なんて恐ろしいスパムメールでしょう!


アメリカはさすが、スパムの過激さが先行しているようです。
私のところに届くのは、もっぱらアダルト系のメールぱかり。
日本はまだまだ平和なのでしょうか??


しかしアメリカで流行ったものは、
なんでも取り入れるのが日本。

こんなスパムが届くのも時間の問題??!
海外のスパムを見て、先取り予防も必要かもしれません。



ロッテ 提示額を明かす“個人情報漏えい”


こんにちは、でこです。
今、松坂選手の観戦ツアーが満員御礼なのだそうです。


イチローや、松井秀樹選手のときなどもそうだったなあ、と
振り返って思い出しました。


実家の母はプロ野球は面白くないというのですが、
MLBは楽しいらしく、また放送時間がちょうどゆっくりしたい時間帯らしく、
よく見ています。
ライオンズの試合は見なかったのですが、
きっとこれから毎日松坂選手をみるのだろうなと思いました。


さて、日本球界でも、契約更新に「個人情報」が絡んで一悶着
しかも球界と、個人情報ってどんなつながりがあるのか??と思ったら
こんな内容でした!


以下「デイリースポーツオンライン」より引用(一部省略)
http://www.daily.co.jp/baseball/2007/01/12/0000213125.shtml
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里崎激怒…今度は個人情報漏えい


契約更改を保留したロッテの里崎=千葉マリンスタジアム ロッテ・里崎智也捕手(30)
が11日、千葉マリンスタジアムで契約更改に臨んだが、球団が里崎への提示額を他選手
に漏らしていたことを理由に、契約更改を保留した。2500万増の8000万円の提示
額には納得しているものの、球団の不手際に不信感をあらわにし、怒りをぶちまけた。


 「サインしていません。問題が起きました」。里崎は、そう切り出して怒りをあらわに
した。理由については「僕に非は1つもない。球団に聞いてください」と繰り返した。


 この日が里崎は初交渉だったが、自身が提示額を知らされる以前に、球団が他選手との
交渉の席で、里崎への提示額を明かす“個人情報漏えい”を犯していたのだ。事実を知っ
た里崎は、球団を問いただしたが「納得のいく返事がなかった」という。


 狭間球団代表補佐は「球団に不手際があり謝罪をした。彼に不信感を与えてしまったの
で、来年以降はこういうことがないようにしたい」と平謝り。だが里崎は「(更改は)球
団次第でしょうね。譲れない部分ですから」と徹底抗戦の構えだ。


今月中にも行われる次回交渉が注目される。

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パソコンのデータでなく、人の口から漏れる個人情報とは!
極めて特殊な漏洩の形でしたが、なるほどでした。

(契約交渉のことなどよく分からないのですが)
これは、怒って当然なのでしょうね。


このようなことって、私たちの日常生活でも往々にしてあるのでしょうが、
このような公式で繊細で重要な場面だったからこそ、

浮き彫りになったのではないかと思いました。


このような、言った言わないという、極めて証拠が残りにくい
パソコンとはまた違う、個人情報の漏洩は、
今後新たな課題に発展するかもしれません。